東大医学系研究科。首席さんと次席さんの戯言。

理系大学院に進学を考える人に有益な情報をどしどし発信します

学部生へ、研究室選びのすすめ。

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こんばんは!首席さんです!

1週間ぶりの更新となってしまいましたが、今回も全力でお伝えします!!

 

さて、前回記事にて、

 

「 次回は『英語対策』について次席さんが語ってくれます! 」

 

…と予告しましたが、事情により、本テーマの記事掲載は、後日とさせて頂きます…!

記事を待って下さっていた方、ごめんなさい!!!(TωT)

現在、鋭意作成中ですので、ぜひ!楽しみにしていてくださいね!

 

ということで、今回は代わって首席さんが、ちょっと違うお話をさせて頂きます。

今回のテーマはずばり、「学部での研究室選び」です。

来年大学院を受験しようと考えている大学3年生の皆さん、

そろそろ学部での研究室選びが始まる頃だと思います。


「他大学院に進学しようとしてるんだから、

 学部の研究室なんてどこでもいいでしょ、

 どうせ1年しかいないんだし」


と思っているそこのあなた!学部の研究室選びを侮ってはいけません。

 

これから始まる受験勉強が円滑に進められるかどうかは、

学部で所属する研究室にかかってる、といっても過言ではないのです。

 

そして何より、大学院での研究室選びの「予行練習」にもなります。

 

そこで今回は、研究室見学の際、どのような点に注目すればよいか、

研究室選びのポイントをお話しします!

 

学部での研究室選びのポイント!

 

 

1. 研究内容

研究室では、卒業研究を行う以上、

研究内容に興味を持てるかどうかは大切なポイントです。

また、研究テーマは、卒業研究だけでなく論文紹介でも関わることとなります。

 

大学のホームページや学内の掲示ポスター等で確認したり、

研究室見学でボス等から詳しく説明して頂けると思いますので、

研究内容はしっかり確認しておきましょう!

 

2. 研究室の雰囲気


研究室に所属すると、多くの学生が一番関わるのは、学生メンバーです。

スタッフさんとの意思疎通は当然重要ですが、受験勉強中も協力してもらう上で、

関わりが多い学生メンバーと意思疎通が図れるかどうかは、とても大事なことです。

 

研究室見学に行ったら、可能であれば学生さんに研究室の雰囲気を聞いてみて下さい。

学生さんとの会話の中で、話しやすさも感じると思いますし、

学生目線だからこその、研究室のリアルな姿が見えてくると思いますよ。

 

3. 指導教員と話が合うか

研究室の指導教員というのは、

本来、学生にはできるだけ長く研究室に残って研究してほしい、

とお考えになるものです。

 

そんな中で、他大学院への受験を考える皆さんの場合、

1年程度で研究室を出ることになります。

 

それでも研究室に所属しながら受験対策を進めるためには、

指導教員の協力を仰ぐことが不可欠です。

 

そこで、指導教員と話が合うかという点は非常に重要になってきます。

受験に対して一定の理解を頂ける、何かあればすぐに相談できるボスか、

研究室見学等で指導教員とお話をする上で、注意してみてください!

 

4. コアタイム


皆さん、「コアタイム」という言葉、耳にしたことはありますか?

ご存じではない方もいらっしゃると思うので、ここで解説を。

 

コアタイムとは、

「研究室にいて研究活動に従事することを義務付けられる時間帯」

と定義できます。

 

研究室では様々な人が協力して研究活動に従事しており、連携が不可欠です。

そこで、研究室によってはコアタイムを設けて、直接情報共有が行える態勢を

整えているところがあります。

 

コアタイム中は、許可なく研究室を出ることは原則禁止となるので、

研究時間帯を自分で調整したいという方は、コアタイムが無い研究室がいいですね。

先生には聞きづらい内容ですが、学生さんに聞くと大体答えてくれると思いますよ!

 

5. ラボ行事について


研究室では、ラボメンバーとの飲み会、合宿等行事もたくさんあります。

一方で、受験期間中は行事に参加できないこともしばしばあります。

従って、あまりにも行事が多かったり、行事への参加を強制されるようなラボは、

受験をする上では向かないかも知れません。

そのあたりの雰囲気は、学生との話を通じて見えてくると思います。

 

6. 院試休みが取れるかの確認

最後に、このポイントは、かなり重要です。

 

院試休みとは、院試のために研究室から頂く一定の準備期間です。

 

ラボにもよりますが、院試休み中は基本的に研究活動は控え、受験勉強に専念する

ことができます。また、その期間限定で、コアタイムからも自由になります。

 

院試休みを取る必要があるかは皆さんの実力次第ですが、事務手続き等においても

逐一外出許可を取ることを考えると、院試休みを取ることができた方が安心ですよね。

 

一方で、院試休みが了承されるかは研究室の方針により異なるので、確認が必要です。

私の場合、研究室志望を出す前に、教授に院試休みを頂けるという確約を取ってから

志望を出しました。皆さんも、見学の際にしっかり確認してくださいね。

 

7. あとがき。


いかがでしたか?

今回は、学部での研究室選びのポイントをお伝えしました!

これから研究室見学を始める方も多いと思いますが、ぜひ参考にして、

研究室見学の際は、先生や学生さんを質問攻めにしてしまってくださいね!(笑)

 

さて、今回は「受験と研究活動の両立」の重要性  が見えてきたと思いますが、

実際どのように両立すればよいのか、不安に思う方もいらっしゃると思います。

 

そこで今後、

「私達が実際にどのように受験と研究活動を並行して進めてきたのか」

そして、大学院での研究室選びのポイント」

についても、随時お伝えしていきたいと思います!!

 

それでは、次回の記事もお楽しみに!(o^^o)

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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