東大医学系研究科。首席さんと次席さんの戯言。

理系大学院に進学を考える人に有益な情報をどしどし発信します

【注目】重大な発表です!!!!!

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お久しぶりです!次席さんです!!
(皆さん、長らくお待たせしました!!(首席さん))

今日は首席さんとともに対談が始まります笑

今日はどうやら重大な発表があるみたいです!

第2回、首席さんと次席さんによる対談

(以下、首:首席さん、次:次席さん)

 

1.プロローグ

次「今日は何か報告があるらしいじゃん」

首「そうだよ!何だと思う?」

次「全く想像ができない」

首「想像ができないんじゃなくて想像する気がないんでしょ?笑」

次「うざすぎ笑」

首「次席さんに言われたくないんだけど。。。」

次「何か喧嘩ぽくなってるやん笑」

    (2人で爆笑)

 

2.重大な報告

首「実はね、、、言ってなかったんだけど、私もう一つ大学院以外に受験してたの」

次「えっ。。。。。???なになに?」

首「千葉大学の医学部学士編入を受けてたんだよね」

次「・・・」

首「で、受かったと思う?(にや)」

次「えっ、受かったの?」

首「・・・落ちましたw 」

次「えっ。。。?俺のこと、出し抜けなかったんだねw

俺に打ち明けてくれて2人で過去問研究していたら受かっていたと思うよ。。。

まぁ詳細教えてください。ちなみにどこまでいったの?」

首「私は、最終面接までいったよ〜

104人位いて、最終面接までいったのが13人だったから、もう少しだったの・・・」

次「それは惜しかったね(心の中ではガッツポーズ笑)」

 

3.千葉大学医学部学士編入試験について

次「一次試験はどんな感じだったの?」

 

首「一次試験は筆記試験だよ。私の年の受験者数は104人

試験会場は、千葉大亥鼻キャンパス医学部本館1階で、会場は2教室に分かれてたよ。

試験科目は、英語、生命科学、小論文の3科目。

英語は、長文問題が1題で、長文の内容は臨床医学社会医学よりの内容だったよ。

東大医学系研究科の英語の問題より、問題文は読みやすいとは感じたかも。

基本的に日本語で答える問題が多いから、60分という試験時間にさえ気を付ければ大丈夫だと思う。

生命科学も、英語の長文が1題、3大誌(Nature,Science,Cell)から主に出題されるよ。

小論文は、医療に関わる新聞記事等から、医療に関する長文が2題出題されるよ。

いわゆる小論文の出題というよりは、どちらかというと読解問題に近いかな。」

 

次「そうだったんだね。二次試験はどんな感じだったの?」

 

首「二次試験は、口述試験。私の年で二次試験に進んだのは34人

場所は全て、千葉大学亥鼻キャンパス医学部本館だったよ。

一次試験の前半組が受験した教室と同じ部屋が、資料作成と待合室を兼ねてた。

口述試験は、一次面接、二次面接、三次面接からなるの。

各面接ではこの待合室から係員の誘導で面接会場に案内される形だったな〜。

ちなみに、これから話すスケジュールは、

前日の午後に初めて本館前の掲示板に掲示される

から、地元の受験生や前泊する人以外は、当日に確認するしかないんだよね。

例年、募集要項には、一次面接の開始時間までしか記載されていないので、皆さん!!ぜひ、今回の内容を参考にして頂きたいな〜と思ってます!!」

 

次「書籍化できるほどの内容が期待出来るな。。。」

 

首「さすが次席さん、気が早い。(笑)

とにもかくにも、時系列で説明するね!!!

 

❁9:00~10:00❁ 資料作成

この後に行われる一次面接の資料を、1時間で作成します。

・白い厚地の紙5枚
・黒・赤・青の油性ペン
・履歴を記入する紙
・注意点が書かれた紙

が入った封筒が配布されて、このうち白紙5枚を使って、発表スライドを作ったよ。

その場で考えて作るには意外と時間が無いから、予め構成を準備しておいた方がいいと思う。そもそも、学生の場合、所属研究室の財産とも言える研究内容を公表する事になるから、公表範囲を教授と相談しておくのはすごく大事、必ず教授に相談しよう。

内容だけど、私の場合、研究期間が短くてほとんど結果が無かったから、構成は、

1枚目:目的・背景
2, 3枚目:方法
4枚目:結果
5枚目:今後の計画

としたよ。

また、特許が関わる研究だったこともあって、教授に下書きスライドを何度も校正して頂いて、固有名詞は匿名表記にする、具体的内容が想起される説明は避ける等の工夫をしたよ。

ちなみに、作成した資料は回収されて、面接会場へと運ばれていきます。。。

 

❁10:30~❁ 一次面接

一次面接は、研究面接。自身がこれまでに行った研究について、

発表 8分、質疑応答 7分

の計15分間で紹介したよ。受験生1人に対して、試験官3人で行われる形だった。

 

まず、先ほど説明した資料が返却されて(でも終了後にまた回収される)。
OHP(原稿に光を当ててスクリーンに映し出す装置)を用いて、スクリーン上に返却されたスライドを示して説明したよ。8分間で説明を終えたら、質疑応答。意外と細かく聞かれるなって思った。私自身の研究の都合上、詳細な質問内容の公表は控えさせて頂くけれど、特に「当該研究が臨床にどう生かされるか」という点について、強く聞かれた印象があったよ。

 

ちなみに、この後、自分の順番が終わったら二次面接まで自由時間になるの。

私は一番で呼ばれたから11時前には終了して、2時間位自由時間があったんだよね。(東大二次のお昼休みもこのくらい本当に長かったなぁ…とか思いつつ笑)

でもそんなに時間があると知らなくて何も持ってきてなかったから、外で青空弁当したり、音楽を聴いてお散歩したりして、長すぎる気分転換をしてた。笑

この記事を読んだ皆さんは、せっかく時間があるときにやりたいもの等、予め持ってくると気分転換になっていいと思う、もちろん二次面接の対策も大事だけどね!」

 

次「なるほど。。。リアルなお話とてもためになります。

千葉大学医学部学士編入の場合、自分の研究を紙に書いて説明することが求められるんだね。河合塾のKALSで千葉大学医学部学士編入を成功させたチューターさんからお話を伺った時には、面接で発表して合格するにはとてもレベルの高い研究の発表が求められるって聞いたよ。東京大学京都大学などの大学院生が受けるレベルの高い面接になるって聞いたな。」

 

首「そうだったんだね〜!研究内容を発表することになるから自然とレベルの高い面接内容になるのかもね。じゃあ続きをお話しするね!

 

❁13:00~❁ 二次面接

二次面接は、ローテーション面接。原則として、

受験生3人、試験官3人を1グループ

として、ローテーションで、医療に関する口頭試問を行ったよ。

ちょっとわかりにくいので、一人の受験生の視点から説明するね。
まず、「二次試験」に残った34人のうち、

受験番号が前半の18人→前半組
受験番号が後半の16人→後半組

として面接会場に案内されるの。
会場内に誘導される時には、3人ずつのグループに分けられて案内されたよ。
(私は前半組だったから、16人の後半組がどう分けられたかはわからないんだけど。)各グループは、教室内で3人の試験官のグループがいるところへ案内されるの。
それで、最初に座った席で目の前にいる試験官からの質問に答えて、終わったらその後ろの試験官の席へ移動して再び別の質問を受ける、というのを3人の試験官に対して繰り返したよ!図にすると、こんな感じかな。

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質問の内容は、臨床現場でのシチュエーションを想定して、どう対処するか等だった。質問の形式は、質問が書かれた紙を見せられて、3分以内で解答を頭の中でまとめて、試験官に話してください、という方式。
一人あたりの時間は目安5分で、早く解答が終わった時は、追加で質問されたよ。
出願の際に記入した志望動機について質問された時もあったな。
 

質問の具体例は、著作権の関係上控えるけれど、何か皆さんのお役に立つ情報をご紹介したいから、実際に受験した際に出題された内容を踏まえて、一例を作ってみたよ!」

次「さすが首席さん!こんなに細かく覚えているとは記憶力がすごい。。。
実際の問題は公開できないけど、首席さんの作ってくれた問題、とてもいい問題で、すごく良い対策になると思うな」

 

首「まあ、べた褒めしてくれてありがとう笑
じゃあ、早速に問題をお出しするね!問題は、全部で2問です!」

問題1:あなたは、消化器外科の研修医です。60代の男性患者が膵がんと診断され、あなたが担当医となりました。チーム医療という点に注意して、あなたならどのように対応するか説明しなさい。

問題2:あなたは病棟で勤務する呼吸器内科医です。病棟には認知症を併発している患者が多くいるが、最近1か月の間である患者の徘徊が頻発しており、ナースステーションまで来て夜中に大声で叫ぶ事が続き、当直の看護師も疲弊しています。あなたならどのように対応するか説明しなさい。

 

次「医療的な考えを問われる良い問題だね。もし首席さんが作ってくれた問題に対して回答があれば、コメントやお問い合わせフォームで投稿して頂ければ、ぜひ私たちで議論していきたいね。」

❁ご希望の方は、お問い合わせフォームまで❁
 ペンネーム、ご自身の解答の2点を明記の上、お送り下さい。

              👇👇👇

       お問い合わせフォームからの投稿はこちら

 

頂いた投稿は首席さん・次席さんが責任を持って添削させて頂きます。なお、記載された内容等、プライバシーは徹底して守りますのでご安心下さい。

 

首「そうだね!!皆様からの投稿をぜひお待ちしています!

じゃあ、今回はこの辺までにしておきましょうか(*^^*)
次回はいよいよ、最終面接である3次面接の内容についてお伝えしていきますよ〜」

 

次「今日はすごくびっくりすることを報告されて頭がついていけなかったけど、すごい有益な情報が得られたし、皆さんにも発信できることになったから許そうとしよう笑」

では皆さん、次回の投稿もぜひ期待していてください!!

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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